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【保存版】ポケカの保管方法!3つの劣化原因に対する対策を詳しく説明

【保存版】ポケカの保管方法!3つの劣化原因に対する対策を詳しく説明

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「売る時に減額されたくない」

「反りや色褪せ(日焼け)の対策方法を知りたい」

「ポケカの保管方法を知りたい」

こんな悩みはありませんか?

高額なカードやお気に入りのカードなど理由は様々ですが、大切なポケカにキズが付いてしまったりカードが反ってしまったりするのは避けたいですよね。

最近はポケカを資産として集めるコレクターが多くなりましたが、保管方法を間違えるとポケカの価値が下がってしまう可能性があります。

ポケカの保管は保管場所と湿度管理が特に大切です。

ポケカを含むトレーディングカードは保管方法が悪いと、どんどんカードの状態が悪くなります。カードの状態があまりにも悪いと売る時の減額対象になってしまいます。

この記事でわかること

・ポケカの劣化・損傷の種類
・ポケカの劣化の原因
・ポケカ保管時の注意点

劣化・損傷の種類は「初期キズ」・「汚れ」・「反り」・「色褪せ」・「めくれ」・「擦りキズ」・「へこみ」・「白欠け」・「折れ」・「水濡れ」・「落書き」・「カビ」です。

劣化・損傷の原因は物理的衝撃」・「紫外線」・「湿度です。

結論から言うと残念ですが初期キズ」は保管方法での対策は不可能です。なぜなら、開封する前に付いているキズだからです。

この記事はポケカの劣化・損傷の原因とおすすめの保管方法を紹介します。

目次

ポケカを良い状態(開封時)で保つためには、物理的衝撃」・「紫外線」・「湿度からポケカを守る必要があります。

具体的に言うと、直射日光の当たらない暗室でキズが付かないように保管すれば問題ありません。

私の場合はスリーブとローダーに入れたポケカをタクティカルケースに入れてクローゼット(押入れ)に収納しています。元々、部屋の照明はLEDでカーテンは遮光性だったため、特に対策はしていません。

もちろん、クローゼット内の湿気対策に梅雨時期は必要に応じて湿気除去剤を使用しています。

スリーブ

スリーブは薄いフィルム状の袋で、細かいキズや汚れから守りポケカをきれいな状態に保ちます。ポケモンカード公式から発売されているデッキシールドを始め、ダイソーなどの100均からKATANAスリーブなどの1,000円を超すものまで、様々なスリーブがあります。

ポケカをバトルで使用する場合は、スリーブの硬さやザラザラ観、頑丈さを考慮する必要がありますが、ポケカ保管用でスリーブの上から更に保護することを踏まえると、個人的には100均のスリーブで十分だと感じています。

重要なのはスリーブのサイズです。ポケカのサイズは横63(mm)x縦88(mm)です。ポケカ公式シールドデッキのサイズは横66(mm)x縦92(mm)です。ポケカのサイズより1(mm)大きいサイズを選んでおけば問題ありません。

ダイソーを例に上げると、トレカスリーブ「R-7」横65(mm)x縦91(mm)がポケカに丁度良いサイズになります。

ローダー

ローダーはスリーブの上から更にポケカを保護するためのケースで、折れや反りからポケカを守ります。一体型でスリーブのようにローダーの上面や側面から収納するタイプと、分割型でスリーブを挟んで固定するタイプがあります。

おすすめは分割型のタイプです。なぜなら、一体型だとローダーに収納する時にポケカを傷つける可能性があるためです。

分割タイプにはスクリューダウン式とマグネット式があります。安さを取るならマグネット式で保管だけではなく鑑賞用にも使いたいならスクリューダウン式がおすすめです。

ローダーを選ぶ時に気を付けることは、スリーブにポケカを入れた状態でローダーに入れることができることです。

ローダーにはカードに合わせて段が付いているものを選ぶとポケカを収納したときにポケカに変な圧力がかかりません。しかし、段差よりスリーブのサイズの方が大きかった場合は、ポケカに変な力が加わり凹み等の変形の原因になります。

鑑賞用に使いたい場合はUVカットのローダーを選びましょう。紫外線からポケカの色褪せを防ぎます。

収納ケース

収納ケースは外部からの衝撃からポケカを保護することと、紫外線・湿度から守ることが目的です

紫外線、湿度から守るために気密性と遮光性があり、衝撃を受けた時に中に入れているポケカが動かないようにできれば、どんなケースでも構いません。

トレカ専用のアタッシュケース(アルミハードシェルケース)もAmazonなどで入手でき、見栄えも高級感があって良いのですが、結構な値段がします。

おすすめはサバゲー用に売られているタクティカルケースです。

タクティカルケースは中に固定用のスポンジが入っていて自由にカットして使用します。収納するカードの枚数分だけスポンジを切り、空いたスペースはスポンジを残しておけば、中でポケカが動きません。

もう一つのおすすめはカメラのレンズ用の防湿庫です。
3,000円以内で入手できます。湿度計が付いていて、サイズは48.6L x 30.6W x 30.6H cmです。蓋を閉めれば密閉できるため、除湿剤を一緒に入れておくことで庫内の湿度がすぐに確認できます。

難点を上げると、庫内に仕切りが無いため工夫しないとポケカが中で散らかってしまうことです。100均のデッキケースなどにポケカを収納してから庫内に入れることをおすすめします。

家に保管場所が無いときの対策

住んでいる家の状況によっては、そもそもポケカを保管しておく場所がない人もいますよね。中には同居している人にポケカを保管している事を知られたくない人もいるかもしれません。

住んでいる家にポケカを保管できない人におすすめできるのはトランクルームサービスです。

最近のトランクルームサービスは屋内保管で温湿度管理がされた倉庫で保管できるサービスが多くなってきました。低価格で保管環境の整ったトランクルームサービスはポケカの保管に最適です。

ポケカを保管する時に一番注意しなければならないのはポケカをスリーブに入れる時です。なぜなら、ポケカがむき出しの状態なので減額対象の原因となるキズ、凹みが付きやすいからです。

ポケカを傷つけないための注意点を紹介します。

パックの開封にはハサミを使う

パックの開封は手で破らないでハサミを使いましょう。ハサミで切る前にポケカをパックの下面に寄せて、ハサミでポケカを傷つけないようにしましょう。

パックを乱暴に破くと、中に入っているポケカに変な力が加わりポケカに折り目が入ったり、最悪の場合はポケカが破けたりしてしまいます。

スリーブに入れる前にポケカに折り目や破れ、キズが入ってしまうと、どんなにスリーブやローダーで保護しても意味がありません。

素手でポケカを触らない

素手でポケカを触るとシミや白欠けの原因になります。人間の皮膚の表面には皮脂が付着しています。紙は皮脂を吸収しやすいです。

ポケカも紙製品のため、皮脂を吸収しやすく、皮脂が付着すると確実にシミの原因になります。

また、ポケカの端面は紙がむき出しになっており、爪に引っかかると表面または裏面の印刷が欠けてしまいます。

パックからポケカを取り出すときとスリーブにポケカを入れる時は適切な手袋を装着して、皮脂や爪による衝撃からポケカを守りましょう。

おすすめは医療用ゴム手袋の粉なしタイプです。天然ゴム(ラテックス)が使われていてフィット感が良く、ポケカを傷つけません。医療用ゴム手袋は使い捨てで100双単位のセットでドラッグストアで容易に入手可能です。

劣化・損傷の種類は「初期キズ」・「汚れ」・「反り」・「色褪せ」・「めくれ」・「擦りキズ」・「へこみ」・「白欠け」・「折れ」・「水濡れ」・「落書き」・「カビ」です。

劣化・損傷の原因は物理的衝撃」・「紫外線」・「湿度の3つに分類できます。3つの原因を詳しく説明します。

ポケカ劣化の原因「物理的衝撃」

「物理的衝撃」を起因とする劣化は「初期キズ」・「汚れ」・「めくれ」・「擦りキズ」・「へこみ」・「白欠け」・「折れ」・「水濡れ」・「落書き」です。

製造工程で付いてしまう「初期キズ」と悪意のある「落書き」は防ぎようがありません。「初期キズ」は買取店で減額対象になってしまいますが諦めるしかありません。

カードの製造工程上、小さな傷や凹み、欠け等が発生することがございます。お客様のご申告の症状がこれら製造工程上で発生しうる小さな傷や欠け等のもので、ゲームプレイングに支障が無い場合は、お問い合わせをいただいても交換は致しかねます。予めご了承ください。

一部のレアリティのカードにおいて、オモテ面に直線が複数本見られる場合がございます。こちらも製造上で発生する仕様の範囲内の症状でございます。お問い合わせをいただいても交換は致しかねます。予めご了承ください。

引用元:ポケモンカード公式サイト(https://www.pokemon-card.com/contact/)

「物理的衝撃」はポケカが手から滑り落ちてテーブルなど硬い場所に落下したり、落ちたカードを拾い上げるときに爪でカードの端面に衝撃を加えたり、カードを拾うときにカードの接地面を擦ったりしたときに生じます。

ポケカを扱う際はテーブルの上にウレタンマットを敷くなどポケカに衝撃がかからないようにしましょう。ウレタンマットを敷いておけば、ポケカを誤って落下してしまっても、ウレタンマットを押すことでポケカとマットの間に隙間ができるため、ポケカを傷つけることなく拾い上げることができます。

ポケカ劣化の原因「紫外線」

「紫外線」を起因とする劣化は「色褪せ」です。紫外線は主に日光から照射される電磁波ですが、日光だけではなく蛍光灯からも照射されます。ポケカに印刷されている顔料に紫外線が当たると顔料を構成する化合物の結合が弱くなり退色します。

蛍光灯から照射される紫外線量は日光の1000分の1と言われていますが、退色が進むことには変わりません。対してLED照明は紫外線量0とまではいきませんが、蛍光灯に比べてかなり低減されているという結果が出ています。

店舗型のカードショップで店内の照明が蛍光灯ではなくLED照明が使われていた場合は、ポケカの劣化を防ぐための対策をしっかりしていると判断できます。

ポケカ劣化の原因「湿度」

「湿度」を起因とする劣化は「反り」と「カビ」です。主にキラカードに起こる現象ですが、ポケカが反ってしまう原因はポケカの紙の部分とホイル(キラ)の部分の性質の差です。

紙の部分は湿度によって伸び縮みしますが、ホイルの部分は湿度の影響を受けません。そのため、ポケカが反ってしまうという現象が起きます。

逆にホイルの部分は熱の影響を受けて伸び縮みします。しかし、膨張率が小さいため室内で管理している限り熱による反りはほとんど発生しない場合が多いです。

また、湿度が高いと「カビ」の発生原因になります。カビ菌は空気中に無数に存在します。ポケカは紙でできています。紙の原料となる植物繊維に含まれるセルロースはカビの好物です。

カビが活動的になる条件は温度20~30℃、湿度70~80%です。日本では梅雨の時期がカビの発生する条件と合います。

ポケカ保管の最適湿度は40~50%と言われています。湿度40~50%に保っておけば多少の反りは発生してしまいますが、カビは発生しません。

下の表はトレコロの買取基準です。色褪せやキズ、へこみは減額対象ですが、多少の反りは減額対象にはならないことがわかります。有名な買取サービスでは他に遊々亭やトレトクなどがありますが、同じく多少の反りは減額対象になりません。

どの程度の反りが減額対象にならないか調べる為には店舗型カードショップで実際に売られているポケカを見てください。美品として売られているポケカも多少は反っていますよね。

トレコロ減額対象一覧
出典:https://www.torecolo.jp/shop/t/t1351/

まとめ

ポケカの保管方法について紹介しました。

大切なポケカを開封時の状態で保つためには「物理的衝撃」「紫外線」「湿度」からポケカを守ることが大事です。ポケカを売る時に減額されないためにも、しっかりと適切な保管をしましょう。

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